堰西の家
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後に知ったのだが、土地探しは足掛け4年。紆余曲折を経て一番最初に出会った土地に戻ってきたそうだ。4年間の奮闘が実を結ぶように一所懸命にやらせていただいた。
敷地は塩尻市北部、奈良井川河岸の上段に位置する。長野自動車道ICやJR篠ノ井線の駅が程近い。県道松本空港線を基軸に交通至便なエリアである。
更地の段階で真西は大型倉庫に眺望を遮られていたものの、角度を振れば穂高岳以北の山々を遠望できそうな気配があった。
地区計画の規定で道路から1.5メートル、隣地から1メートルには建てられず、また南に拡がる扇形の敷地の為、建物を北に寄せるほど平面計画は圧迫された。そこで敷地の形に合わせた五角形の間取りを提案した。鈍角で梁を受ける柱の断面も五角形になった。この難儀を楽しむようにやり遂げて下さった棟梁には頭が下がる。
施主ご家族はアウトドアにアクティブだった。道具も一式揃っており、私は初め相当な収納スペースを見込んだ。ところが部屋の広さや収納量に関するご要望は無く、求められたのは“土間リビング”と“コの字型カウンターキッチン”のたった2点だった。
土間リビングでは、アウトドアチェアやコットは収納せず日常使いができる。道具の積み込みや乾かしの為に、カバードポーチ(屋根付き外部土間)を計画した。
コの字型カウンターキッチンは、調理側と食事側で床に20センチの高低差を設けて双方の目線高を近づけた。コミュニケーションを取りながら短動線で調理と提供ができる。そんな立ち振舞いがキャンパー的だと密かに思っている。カウンター天板は、耐熱・耐水性に優れた特殊モルタルを施主施工した。
打ち合わせを重ねる中で、私は家づくりに新たな視点を得た。それは暮らしに対する所望が必ずしも“家”に執着しない魅力である。日常はアウトドア(学校・職場・レジャー)にあって、家は拠点である。だからこそ質実剛健に必要を見据える事ができた。堰西の家は、細かな設えや機械的設備に頼らない潔さがかえって良質をもたらせた。冬までには薪ストーブが設置される。まだまだ楽しみは続く。
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